2冊目の教科書を読み終えた。疲れた。
主に文学史の知識をつけるためにこれを読もうと決めたのは自分だ。学校に指定されているわけじゃない。受験にはこれ、と太鼓判を押されるほどには受験者が多くない。たぶん、日本語で書かれた文学史の本を読んでも受かる。過去問を見る限り、そんなに難しくない。勝手に高い目標を設定して、息を切らしながら毎日生きている。するする読める英語なんて少なくて、あーでもないこーでもないこれなにあああああーと思っている。
受験勉強をしているけれど、受験勉強をしたくない。フィッツジェラルド、グレートギャツビー、ポー、大鴉、トウェイン、ハックルベリーフィンの冒険、メルヴィル、白鯨。作家と代表作とあらすじの組み合わせを覚えるだけで済ませたくない。実際の作品をできるだけ読みたい。作品を読んで感想をもったら、名前も経歴も自然と頭に入る。こういうことを、大学時代からやりたかった。テストのためにさっと機械的に出会うのではなく、ひとりひとりの話を聴こうとすること。
2冊読めたから、もう2冊もいけるはずだ。12月もがんばる。