sandman
直訳:砂の男
意味:眠りの精、睡魔
安部公房が書いたのは『砂の女』で、私に最近しつこくつきまとうのは砂の男。
体のぐあいが戻ったので、ジムで筋トレを始めた。入会直後に足を骨折し、治ったころに別の病院通いになり、行けずにいた。本当にしっかりと体を作りたくて、付属サービスのパーソナルトレーニングを受けている。月曜にパーソナルトレーニング、筋肉の回復を待って木曜にセルフトレーニングというルーティン。しばらくはマシンの正しい使い方を覚える段階である。いちばん軽いウエイトで、10回×2セットだけやっている。
ただ、あまりに運動と無縁な人生だったので、料理で言えば塩こしょう少々くらいの量のトレーニングでも、しっかり筋肉痛が来る。そして眠気も来る。1週間のうち、はつらつと元気なのは筋トレ当日の月曜と金曜の15時までで、残りの5.5日はふにゃふにゃしている。
筋肉がついたら眠くなくなるんだろうか。レベルアップしても眠いんだとしたら、空き時間にトレーニングしているジムのスタッフさんもいつでも眠いということになる。それはそれでおもしろいが。