春の日、第124章

月曜日。エッセイを3本書き終えた。うち2本のタイトルが決まらない。たくさんある断片の連なりに乗って春を進んでいくように表現したい。

私はLINEを開いて夫に連絡する。「2桁の数字ふたつちょうだい」

夫、しばらくして返信する。「62 19」

私は「おっけー」と打ち、うさまるの「ありがとう!!!」スタンプを加える。2本のタイトルを作り、保存する。

夫、LINEで追記。「電池残量と、PCのL1とL2キャッシュの容量の後ろと前より」

私は「よくわからんけどありがとう笑」と返す。本当によくわからん。でもなんかおもしろいので、1本追加で残しておこう。ちなみにこのエッセイのタイトルは12時49分から。日常の中、やろうと思えば無数にできる意味づけ。