7月26日(水) 週末の文学レッスンに備えて、ミルハウザーを読んだ。A Protest Against the Sun。家族が海で過ごす話。主人公の女の子が終始イライラしている。学者の父親が難しい言い回しで話す。母親は存在感が薄い。防寒着を着た男が現れて海岸を闊歩する。重要な部分の読解がうまくいってない気がする。昼過ぎ、スーパーに買い物に行った。溶けそうだった。今日みたいな日しかない名古屋の夏、海でのバカンスを理解できない。
7月30日(日) 文学レッスンの日。A Protest Against the SunとThe Knife Throwerの予定が、前者に時間を食ってしまい、後者は来週になった。A Protest Against the Sunは、今まで読んでいたミルハウザーの作品よりもだいぶ古く、最近のと英語の感じが違う。「なんか重要な点を読み逃してる」という予感は当たりで、先生に質問してようやく細部の理解が追いついた。なるほどなるほど、父親がめちゃくちゃ嫌な人だ。先生が「こんなイメージ」と父親の台詞をいかめしく朗読してみせてくれて、「あーこういう人ほんとに勘弁」と思った。授業の終わりに、「先生に会ってから、先生のクリエイティビティに感化されてブログを再開したし、この前エッセイをコンテストに応募したんですよ」と伝えたら、喜んでくれた。勇気を褒められた。大学の採点業務が終わったら読んでくれるらしくて、嬉しい。